2017年12月05日

狸穴(まみあな)



「狸穴整備(だったか設備だったか)」とか書かれている車と遭遇 「たぬきあな?」なんぞや?と思って調べてみました。


「狸穴」これで「まみあな」と読むそうです・


狸穴(まみあな)は・・・



 東京都港区のほぼ中央にある地区で、正しくは麻布(あざぶ)狸穴町。麻布台とよぶ台地の南端にあり、かつてタヌキの出没するような寂しい所であったそうですが、江戸中期以降、町が開かれたそうです。
 ソ連(現、ロシア)大使館ができてから、狸穴の名はその別名として知られていて、現在この町名はごく一部にのみ残り、多くは「麻布台」の新町名で呼ばれているようです。
 
 茨城県の稲敷市つくばみらい市の地名にも狸穴(まみあな)が存在します。かつて 狸やハクビシン、アナグマなどが住んでいた場所なのでしょうね。


 ムジナ(貉、狢)とは、主にアナグマのことを指します。
 地方によってはタヌキやハクビシンを 指したり、これらの種をはっきり区別することなく まとめて指している場合もあります。 
 栃木県の一 部のように、アナグマを「タヌキ」、タヌキを「ムジナ」と呼ぶ地域もあります。


 オスの狸(たぬき)をムジナ、メスの狸(たぬき)をマミと呼ぶ地域もあるようです。


 タヌキは哺乳類ネコ目イヌ科タヌキ属のタヌキという動物です。
 ムジナ、マミは俗称で、タヌキをさす場合と、ニホンアナグマ(ネコ目イタチ科アナグマ属)をさす場合があります。
 タヌキの冬毛と夏毛で呼び名が違う場合や、タヌキをムジナ、アナグマをタヌキと称する地方、もともとタヌキとアナグマの区別なくムジナと称する場合、テンやハクビシンなども混ざっている場合、同じ地方でも人によって認識が違う場合まであり、非常にややこしいです。
 正確に把握するには、実際にそう呼ばれている地域で、目撃証言を詳しく分析するしかありません。


 怪談に出てくる「むじな」は、実在の動物ではなく架空の妖怪の一種と思ったほうがいいような気がします。


「狸穴」は ムジナアナではなく「マミアナ」
思わず遭遇した車に書かれた社名で 勉強してしまいました。
(≧∇≦)


たぬきなど.jpg




posted by ルーシー at 20:04| Comment(0) | 管理人日記(雑記帳) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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